みつなりのまったり人生録

読んだ小説の感想や、外国語の学習状況、日々の気付きをつらつらと書いていきます

大学選びについて

ひさびさのブログ更新です。

 

今日は共通テスト二日目ということで、自分の受験生時代を思い出します。

当時のセンター試験前日には、友人と受験会場に下見に行き、何とも言えない緊張感と高揚のなかで「明日は頑張ろうね」なんて言ってましたね。

 

当時は当時でひたすらに勉強して、毎日当たり前のように過去問を解いたり、ノートと向き合ったり…。大学生という未知の世界に向けて突き進んでたと思います。

懐かしいなあ…!

 

でも、就活も終えた今から振り返ってみると、別に思うところがたくさんあるわけです。今日はそのことについて話します。

 

「もし他に合格してた大学行ってたら自分はどうなってたんだろう。」「あの大学言っておけばよかったのかな…。」なんてこと、僕はたくさん思いました。それでも自分の選択が正しかったと思うこともあるし、大学の選択が仕事も生き方の方向性も形作ってくれたんだな、と思います。

 

自分には二度と戻ってこない受験というエピソードですが、この経験、そして受験というものの意義を現役受験生の方々にも知ってほしいと思います。

 

  1. 受験の意義
  2. 大学選びの基準ー目標がある人編ー
  3. 大学選びの基準ー目標がまだない人編ー
  4. おわりに

 

今だから思う受験の意義

受験とは何か?と言われれば、僕は「身を置く環境の選択」だと答えるでしょう。

大学は自分の生活水準や夢を確約するわけでもないし、結局自分の人生は自分の行動で切り開いていくわけです。

ただそれでも、大学という環境は専門性やキャリアの礎、物事への意見なんかを規定する大きな要因になります。大学は自分自身の一部ではないですが、自分の将来を間接的に左右する、とても大きな場所というわけです。

つまり! あなたという人間がどういう道を進むのか、選ぶのはあなた自身ですが、様々なゴールを提示し、道を作ってくれるのは大学なんです。

 

大学選びの基準

そんなに大事な大学、どう選ぶべきか?

僕なりの答えを書いてみます。

 

夢が決まっている人⇒その夢をどう叶えるか?

既にやりたいことが固く決まっている人は、どういう形でその夢を実現させるかを考えてください。

僕なんかは、漠然と記者になって世界中で起こっていることをこの目で見たい。と思ってました。だから外国語のスキルと国際経済なんかを勉強してやろうと考えました。

受験生の当時は、世界を股にかける記者になるには、それしか選択肢がないと思ってました。でも、実際就活を経験すると色々なアプローチで記者になれるんだなって思います。経済に特化した勉強をして、専門的なレベルで経済の分析ができる人、政治学や法律をがっつり勉強して国際政治を読み解く人、色々な強みを持った人が記者になります。

つまり、一つの夢でも叶え方は一様ではないってことです。

その中で、自分が一番興味のあること、強みと感じるものを伸ばせる大学、学部を選ぶこと。これが理想のキャリアにつながるのではないでしょうか。

 

・夢が決まっていない人

とはいっても、高校生のうちでがっちりと将来像を描くのは難しいですよね。

なので、夢が決まっていない人を2タイプに分けて大学選びの基準を紹介します。

 

ここからの内容は、夢が決まっている人も参考にできる内容なので、ぜひご一読を!

 

1.何事も器用にバランスよくできると感じる人

 まずは、何事も器用にこなせるバランス型な人。

何にでもなりうる大きな可能性があるし、どのようなキャリアも努力次第で作れるんじゃないでしょうか。

そういう人たちは、様々な情報や人脈に触れられる大規模な大学が向いているんじゃないでしょうか。有名どころで言えば、早慶マーチなんかです。

大きな大学なら先輩の就活支援や、様々な学部の話も耳に入るし、幅広いキャリア形成がしやすいと思います。

また、就活の場においては、大きな学部やよくある専門を選ぶと学生の能力や専門性が、一律に評価される可能性があります。多数の同級生・ライバルがいる中でも、埋もれない人間性や、独自の武器を持っているとなお強いと思います。

将来の夢や興味のある分野もないよって人は、得られる情報や学部内での柔軟性教養学部国際基督教大学なんかは幅広い専門を身に着けられる)を重視して大学選びをすると良いかもしれません!

 

2.何かに特化して能力を発揮したり、個性的だと感じる人

専門家タイプと言えるかもしれません。

こういう人たちは自分だけの特性を身に着けられる学校、学部を選ぶことをオススメします!

仮に苦手なことがあっても、自分だけの強みを磨き続けるキャリア形成が向いているんじゃないでしょうか。有名どころの大学だと、国際教養大、東京外大、東京芸大などいわゆる単科大学に近い大学ですね。

入学した時点でキャリアパスが想像しやすいのもこういった大学・学部の特徴でしょうか。

あまり見かけないレアな専門性を持っていれば、その強みを買ってくれる企業にものすごく重用されると思います。なにせ代わりがいないのですから(笑)。

何百人、何千人もいる学部と、数十人しかいない学部ではその長所短所は完全に異なります。

珍しい専攻ならば、ライバルの多さが圧倒的に違うため、その道を極めることで専門家としてかなりの価値を有すことになると思います。

何か興味あることがあるなら、大学のネームバリューや偏差値を最優先に考えなくとも良いと思います。就活においても、自分自身の強みが大学名以上に大事ですからね。

 

大学選択は人生を形作る!

人生の分かれ道ともいえる、大きな決断は誰しも経験すること。

 

大学選びもその一つと言えます。

 

「あの時の選択があったから今の自分がある。」

こう思うこともしばしばです。

人生は選択によってその色を変えていきます。

 

受験生の皆さん、これから受験に臨む皆さん、どうか悔いのないよう準備をして、

悔いのない選択もできますように。

選択前ならどんな将来も描けるんだから、こんなに素敵なことはありません。

 

自分らしい選択をして、心から楽しめる学生生活になるよう応援しています!